【ボート】湯川浩司がG2初優勝

 「モーターボート大賞・G2」(31日、徳山)

 1号艇で人気を集めた湯川浩司(35)=大阪・85期・A1=がインからあっさりと逃げ切り、14年11月の三国以来となる今年初、通算38回目の優勝を飾った。自身初となるG2優勝で、来年のSGボートレースクラシック(16年3月16~21日・平和島)の出場権を獲得した。

 湯川が快速逃げで文句なしの優勝を飾った。スタート展示は枠なりの全艇スローだったが、本番では、3対3の枠なりに落ち着いた。トップスタートはコンマ09の2コース原田だったが、湯川もインからコンマ11としっかりスタートを決めた。「追い風が強く、だらだらのSになったが、写真映りは良かったですよ」とニッコリ。全速Sではなかったが、エンジンの力にも助けられ、スリット後は他の艇に伸びられることもなく、1Mを先マイで、後続を寄せつない圧倒的なレースで最後を締めくくった。

 昨年は一般戦の優勝2回だけというやや不本意な1年だった。「今思うとプロペラが間違っていたのかも。今節は新しい形を試して結果が出たし、これで楽しみができた」と、復権への手応えはつかんだ。

 SG優勝4回、G1は9回の優勝を誇る湯川が、G2戦初Vで自信も取り戻した。今年はG1、そしてSGの舞台での活躍が大いに期待できそうだ。

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