後藤騎手死去、福永「突発的な何かが」

中山競馬場に設けられた後藤騎手への献花台
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 2月27日に40歳で死去した後藤浩輝騎手を追悼し、28日に中山、阪神、小倉の各競馬場で献花台・記帳台が設置され、多くのファンが故人の死を悼んだ。

 各ジョッキーは腰に喪章をつけて土曜の競馬に騎乗。家族ぐるみで付き合いがあったという福永は「つい最近まで連絡を取り合っていただけに、実感が湧かないというのが正直な気持ちで…。奥さんや娘さんが心配です」と唇をかむ。「ずっと考えていたわけじゃないと思う。色んな人に気遣いや準備をする人ですから。何も言わずに、こういうことをする人じゃないと思う。突発的な何かがあったんじゃないかな…」と厳しい表情で話した。 騎手会長を務める武豊は「非常に残念。悲しいですね。最後に会ったのは2月1日の東京競馬場。その時も普通だった。ご飯やさんの名前を聞かれたし…。彼の分も、我々が競馬を頑張っていかないと…」と、無念の表情で言葉を紡いでいた。

 献花台・記帳台は中山、阪神で3月29日、小倉は3月1日まで、中京は3月14~29日まで設置。記帳されたメッセージは後日、遺族に届けられる。

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