【競輪】三輪梓乃が岸和田で初優勝

 「サテライト大阪カップ・F1」(28日、岸和田)

 昨年12月18日まで本紙広島版でコラムを連載していた三輪梓乃(22)=広島・102期=が28日、岸和田10Rのガールズケイリン決勝で1着。デビューして約2年半で、うれしい初優勝を飾った。

 レースは打鐘で荒牧聖未(栃木)、奥井迪(東京)が外を踏み上げたが、正攻法の加瀬加奈子(新潟)が突っ張って先行。中山麗敏(神奈川)が2番手にハマり、荒牧は3番手、奥井は7番手まで下げさせられる。このとき三輪は荒牧を追って4番手。最終ホーム過ぎには加瀬が中山を2車身以上引き離し、快調に飛ばしていく。荒牧がバックでまくり上げ、奥井は外、外を踏まされる厳しい展開。ゴール前で荒牧が加瀬に迫っているところを、外を踏んだ三輪が伸びて1着ゴール。加瀬をかわした荒牧が2着に入り、加瀬は3着。1番人気の奥井は4着に敗れた。車券は2車単(6)(3)が2万1380円(25番人気)、3連単(6)(3)(1)が30万2710円(140番人気)と高配当で決着した。

 レース後の三輪は「やっと優勝することができました。これからも(また優勝できるように)頑張ります」と喜びと抱負を語った。三輪の夫で競輪選手の田口守(26)=広島・94期・A1=は「嫁がやりましたね。自分も負けたくないので練習を頑張りたい」と気合を入れ直していた。

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