【競輪】広島記念 神山Vで記録更新

 自身の持つ最年長記念Vの記録を更新して笑顔の神山雄一郎
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 「ひろしまピースカップ・G3」(16日、広島)

 12Rで行われた決勝戦は神山雄一郎(46)=栃木・61期・S1=が直線で鋭く差して優勝。11月の高松以来、98回目となる記念V。さらに46歳8カ月での記念優勝は、自身が持つ最年長記録を更新した。2着は外から迫った脇本雄太(福井)で、武田豊樹(茨城)は3着だった。

 46歳8カ月での記念制覇。進化を続ける神山が新たな記録を塗り替えた。レースは打鐘3角で武田が小松崎大地-渡辺一成の福島コンビを分断。小松崎の番手にハマった武田は、最終2角で果敢に番手まくりを敢行。最後は武田を追走した神山が、ゴール前できっちりとらえて、最初にゴールラインを駆け抜けた。「武田君が全部やってくれたので。おいしいところだけ持って行って申し訳ない」と苦笑いを浮かべながらも勝利の美酒に酔った。

 次走はいよいよ15回目の挑戦で悲願の頂点を狙うKEIRINグランプリ(30日・岸和田)。「昔と違うので気負わずにいつも通り走りたい」と話しながらも「(前回出場の)5年前も調子は良かったけど、あのときよりも今の方が踏めている」と自信もチラリ。

 「今回はギアもいろいろ試せた。(GPへ)4・50で行こうと思う」と収穫も十分。広島で最高の結果を残した競輪界のレジェンドが、最高のリズムで年末の岸和田に乗り込む。

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