【POG】レッドオルバースが根性発揮

 「2歳新馬」(5日、新潟)

 1番人気のダイワメジャー産駒レッドオルバース(牡、美浦・国枝)が1分38秒1のタイムで芝のマイル戦を制した。向正面では先行集団の後ろで折り合いに専念。直線では各馬が荒れた内を避けて外に進路を取るなか、馬群の中から力強いフットワークで抜け出して先頭へ。外から9番人気のルナプロスペクター(2着)が勢い良く迫ってきたが、ゴール前で父譲りの勝負根性を発揮し、半馬身差突き放した。母アグネスラズベリは07年函館スプリントSなど8勝を挙げ、短距離重賞戦線で活躍。血統的にも楽しみな一頭が勝ち上がった。勝利へと導いた三浦は「上がりの競馬に対応できるかがポイントだと思っていたが、直線では狭いところを割って伸びてくれた」とセンスの良さを感じ取っていた。なお、さらに1馬身1/4差の3着には逃げた5番人気のシンボリタピットが粘り込んだ。

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