浦川アナ 故郷熊本の惨状に目を赤く

 ABCの浦川泰幸アナウンサーが19日、自身がMCを務める同局の夕方の情報番組「キャスト」に出演し、故郷である熊本の被災地を取材した模様を放送した。熊本城が倒れ、実家の墓があるお寺も被災し、十代のころに通った商店街の惨状を目の当たりにした浦川アナは「こんなことになっているなんて」と目を赤くした。

 熊本城を訪れた浦川アナは、崩れた石垣を目の前にし、加藤清正が築城したことなどを紹介して「400年以上、何にも壊れることのなかった石垣がここまでひどい状況になりました」と報告した。

 その後、浦川家のお墓があるお寺へ。ブロックがすべて倒壊しており、浦川アナは「墓石もかなり転がってます。ああ、これはひどい」と嘆息をまじえて伝えた。寺の中には屋内墓苑があり、位牌や、お供えものが床下に散らばっている惨状が映された。浦川アナは「こんな揺れだったんですね」と驚き、実家の位牌などの状況を確認すると、「うちのところも下に落ちて割れてます。だめだ、花瓶も割れてる。ここまでくるとは想像もしてなかった」と述べながら、床下に落ちたものを拾っては元に戻した。3月のお彼岸の時にお参りし、全部お供えをあげたという。

 続いて下通商店街へ。浦川アナは「日曜の昼過ぎでこんなに人がいないのは初めて」と人の姿がまばらな商店街の中へ。窓ガラスが割れたコーヒー店や、地割れでタイルがめくりあがった様子を伝えた。「子どものころからずっと親と買い物に来ていた。高校の帰りに寄ったような商店街がこんなことになっているなんて、想像もできません」と伝えた時には、故郷のあまりの惨状に目が赤くはれていた。

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