茂木健一郎氏 高嶋ちさ子流育児に持論

 脳科学者の茂木健一郎氏(53)が25日、ブログを更新し、子供のゲーム機をバキバキに折ったバイオリニストの高嶋ちさ子について「親の個性の問題。いい悪いとは一概には言えない」とつづり、子どもがそんな親とどう向き合うかが問題とした。

 茂木氏は、ゲームを壊すやり方について「正しいとは、私には思えません。メーカーが苦労してつくったものを壊すわけですから」と個人的には反対したが、これはあくまでも高嶋の個性の問題と指摘。そして「子どもは、そんな、親という個性を見ながら、育っていくのでしょう」と、あくまでも受け取る子ども次第だとした。

 また、同じバイオリニストの葉加瀬太郎がツイッターで「もし彼女の人間性に何か言いたいのなら、まず彼女の音楽を聴いてからにしなさい。あんなに純粋で美しい音色を奏でられる人に悪い人がいるわけがないから」とつぶやき、「芸術と人間性は関係ない」などと炎上したが、茂木氏は個性と職業は関係ないと断言。

 そして「(子どもは)すべての人が、ゲーム機をバキバキするわけではない、と学んだあとで、自分がバキバキする親と出会ったことの意味を悟るのではないでしょうか」と、つづり、成長とともに強烈な“個性”を持った親の行動を考えるようになるとした。

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