小泉孝太郎「下町」悪役反響に苦笑い

「下町ロケット」の反響に苦笑いした小泉孝太郎=東京・阿佐ヶ谷駅前
下町ロケットの反響に苦笑いした小泉孝太郎(右)と共演者の安達祐実=東京・阿佐ヶ谷駅前
下町ロケットの反響に苦笑いした小泉孝太郎(中央)と(左から)共演者の原田夏希、手塚とおる、安達祐実、松下由樹、石丸謙二郎、岸明日香=東京・阿佐ヶ谷駅前
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 俳優の小泉孝太郎(37)が9日、都内で、テレビ東京系主演ドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」(15日スタート、金曜、後8・00)の防犯イベントに出席。昨年、悪役を好演して話題となったTBS系ドラマ「下町ロケット」での反響に肩を落とした。

 昨年のヒットドラマで見せた悪役っぷりが好評だった小泉。役者として高い評価を受けたことを喜んでいるかと思いきや、「11~12月のたった1カ月ですよ。『小泉さんいい人ですね。好青年ですね』という声が崩れ落ちてしまった」と爽やかなイメージが崩れたことに苦笑い。今回は空気が読めない“究極KY刑事”という変人役に挑み、「今回は悪役でなく空気が読めない役。キャラクターが違うところで救われたところがありますね。自分のリズムで突き進む役どころを楽しんでいます」と下町ロケット後の心境を明かした。

 悪役で新境地を開拓した小泉だが、今年の目標は“笑い”だ。「昨年は悪役で終わった。今年は空気が読めない変人で始まっている。今年最後にはコミカルな、コメディー路線を確立できたらと思っています」と、どん欲だった。

 イベントでは、ドラマの舞台が杉並区であることから、杉並区役所前から阿佐ヶ谷駅までの約700メートルをパレード。駅前で行った会見では小泉は「プラットホームのみなさーん」と阿佐ヶ谷駅ホームの乗客に向けて第一声。お家柄なのか“街頭演説”はおてのものと言わんばかりの堂々とした振る舞いだったが、「会見でプラットホームに目が行ったところがKYではないでしょうか」と自身の空気が読めない一面を振り返っていた。

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