桂歌丸 仕事復帰後、初の生番組出演
落語家の桂歌丸(79)が23日、日本テレビ系「24時間テレビ38 愛は地球を救う」内の「チャリティー笑点」に司会として登場。腸閉塞(へいそく)からの仕事復帰後、初めて生番組出演を果たした。
歌丸はいつもの緑の着物姿で大喜利の司会として登場。「いい笑顔ですね」と言われて理由を答える大喜利で三遊亭円楽(65)が「歌丸師匠の元気な姿をみるだけで笑顔になりますね」と生番組復帰を喜ぶと、歌丸は「うまいなあ」と笑顔で応えていた。
生笑点ではメインパーソナリティーを務めるHey!Say!JUMPの山田涼介(22)が“山田つながり”で座布団運び役登場。歌丸が「若くてかっこいい山田君に座布団運びをお願いしたい」と呼びかけると、山田は「山田という名字がこんなにうれしい日はありません」。座布団運び役の山田隆夫(59)とツーショットも披露するなど“W山田”が誕生していた。
歌丸の出演は当日朝に決まった。収録と違い、生番組は心身ともに負担が大きいことから当日の体調を見て出演を判断することになっていた。
歌丸は今月8日、約2カ月ぶりに司会を務める「笑点」の収録(9月13日放送)に復帰。「あと50年は司会をやる」と怪気炎を上げ、11日から始まった東京・国立演芸場公演の高座にも出演していた。
〈歌丸の入退院経過〉
14年3月29日 慢性閉塞性肺疾患と肋骨(ろっこつ)骨折で入院
4月28日 退院
5月1日 高座復帰
同7日 5日に左足に発症した帯状疱疹(ほうしん)の痛みが引かず再入院
同22日 退院
15年1月5日 インフルエンザで緊急入院
6月1日 背部褥瘡=じょくそう=(床ずれ)の手術を受ける
同9日 一時退院
同14日 体調不良を訴え再入院。腸閉そくと診断される
同20日 笑点収録を欠席
7月11日 退院
8月8日 笑点収録に復帰
同11日~ 高座復帰
同23日 24時間テレビの「チャリティー笑点」で生番組復帰