歌丸「笑点」収録復帰「あと50年やる」

 落語家の桂歌丸(78)が8日、都内で、司会を務める日本テレビ系「笑点」(日曜、後5・30)の収録に復帰した。腸閉塞(へいそく)で休養していた歌丸は5月30日以来、約2カ月ぶりの収録(9月13日放送)に臨み、「あと50年は司会をやる」と怪気炎を上げた。来年、同番組が50周年、噺家生活65周年を迎えることや芸に対する飽くなき欲が復帰の糧になったと明かした。

 車イスで会場に登場した歌丸だったが、自らの足でゆっくりと階段を上ると、「九分九厘よくなりました。あと50年は司会をやるつもりです」とジョークを交え、客席あいさつ。大喜利ではトレードマークの緑の着物で現れ、次期司会などと報じられたことをネタにした三遊亭円楽(65)と掛け合い、笑わせた。

 収録を終えた歌丸は「何十年ぶりかでアガりましたね。正直、くたびれました。(収録の)2本目から声の調子がおかしくて張るようにしてました」と振り返ったが、「何とか無事に務まった。まだまだ譲りませんよ」と5代目司会者の意地を見せつけた。

 復帰までは長い道のりだった。腸閉塞でこれまでにない苦しみを味わったという歌丸は入院時に体重は34キロまで落ちていた。20日ほど食事ができない状態だったが、入院中も番組はチェック。メンバーの司会ぶりを「ほんとうに下手。イライラした」とジョーク交じりで“こき下ろし”ながらも、全ての放送を見守ったという。

 復帰への思いは強かった。51年11月に五代目古今亭今輔(のちに桂米丸門下)に入門し噺家の道を歩み、66年に始まった笑点には第1回から大喜利メンバーとして出演してきた。それだけに歌丸は「笑点が来年5月で50周年。第1回から出ているので絶対にやりたい。来年、噺家になって65年たちます。あっちの方にはいけない」と力を込めた。

 1日2食で40キロにまで回復。この日は楽屋でメンバーに拍手で迎えられ、入院中の面白話で笑わせた。笑点復帰を弾みに11日から始まる東京・国立演芸場公演の高座へ向かう。

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