フジ社長、カトパン「正直かわいそう」
フジテレビの亀山千広社長(59)が15日、都内で定例会見を開き、この日、一部で9月いっぱいで退社すると報じられた“カトパン”こと加藤綾子アナウンサー(30)について、「全くありません!」と報道を完全否定した。また、加藤アナ本人からこの日、「思い当たる節がない。私が一番ビックリしてます」と否定のメールを受け取ったことを明かした。
“女子アナ30歳定年説”がたびたびメディアをにぎわせる業界。フジの看板アナである加藤アナはこれまでにも何度となくフリー転身報道があり、今回の記事も、今年4月に30歳を迎えたカトパンが、昨年10月にレギュラー番組「めざましテレビ」を体調不良で途中降板したことなどがきっかけとなり、フリー転身を決意したとの内容だった。
亀山社長は今回の退社報道について「正直かわいそうだなと。本人の意図とは関係ないところで書かれてしまう。やめると言ってないのに(記事では)降板するし、後任まで決まってましたよね。アナは上りつめればつめるほど、責任背負ってかなきゃいけない。社長よりもきつい仕事なのかなと思いました」と気遣った。
今回の記事では、加藤アナ退社(卒業)後の「めざまし-」のメーン司会を10月から“ユミパン”こと永島優美アナ(23)が務めるとも報じられた。
亀山社長は15日朝、報道を受けて加藤アナからメールが届いたことを明かし「自分が思い当たる節がないのになぜ(退社報道が)出ているのかは私が一番ビックリしてます」という内容だったことを説明した。
以前から「やめるんだったら一番最初に僕に相談してね」と加藤アナに話していたという亀山社長。「そのルールはあるよな」とメールを返信したところ、「あります」と返ってきたという。また、「(直接)電話もして、広報と話すように言いました」とメールの後に、直接電話で話したことも明かした。