「まれ」に「花子とアン」の愛犬が出演

 NHK連続テレビ小説「まれ」に出演している柴犬の「ゴンタ」が、実は1年前に放送された朝ドラ「花子とアン」で軍用犬として徴用される悲しい運命を強いられた「テル」だった。

 やはり「花子とアン」にも出演していた「まれ」の主役・津村希を演じる土屋太鳳が27日、公式ブログで明かした。

 「花子とアン」では主役の妹を演じた土屋、同作の“共演者”が「まれ」にも出演していた。「実は『ゴンタ』は、『花子とアン』での『テル号』なんです!!!」と明らかにし、「テル号のエピソードは心がつぶれるほど悲しかったので、ゴンタとして再会出来た時は、まんで(能登弁で『本当に』)感動しました…」と再会を喜んだ。

 「ゴンタ」と「テル」を演じるのは、動物タレントの「イチロー」。番組の公式サイトで27日、ゴンタの主人を演じる塚地武雄が明かし「ゴン太役のイチローくんは、役者としてのキャリアはかなりあって、『花子とアン』にも花子さんの家で飼っていた犬(テル)として出演していたそうです。ですから、ベテランの役者さんの雰囲気があって、スタッフさんが『ゴン太さん、お願いしまーす!』と言うと、それまでダラダラしていたのに急に立ち上がってスタジオに向かうんです」と、その名優ぶりを伝えている。

 「花子とアン」でのテルは、主役・村岡アンが夫・英治と築いた家族の愛犬だったが昭和13年、軍用犬として徴用され、再び村岡家には帰って来なかった。

 そんな悲運の役柄のテルだけに、今回は能登での希の友人、寺岡みのりの家で幸せに飼われている設定が土屋には嬉しい。「犬が飼い主とずっと一緒にいられる時代になって、テル号も喜んでくれてたらいいな…」と、“中国大陸のどこかへ消えた”テルをしのんだ。

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