蟹江一平、父・敬三の死から売れ始めた
俳優の蟹江一平(38)が25日、フジテレビ系「ライオンのごきげんよう」(月-金曜、後1:00)に二世俳優としていしだ壱成とともに出演、昨年に父の蟹江敬三を亡くして以降、「親の七光り」で売れ始めたことを明かした。
蟹江は登場するなり「私のこと、皆さん知らないでしょう」と切り出し、自ら申し出た「芸能界二世講座」を始めた。
様々な「二世」を解説する中で、デビュー時から親の名を公表して自らを売り出すことを「二世カードを使う」と定義付けた。
そして自身は二世俳優であるにもかかわらず「デビュー15年なんですが、ずっと『二世カード』を使わなかったんですよ」と独力で勝負してきたことを打ち明けた。
しかし昨年4月、父の名優・蟹江敬三さんが胃がんのため69歳で亡くなり、喪主を務めた蟹江は番組のオファーを受けて、父の死に至る様子を伝える機会も多くなった。
こんないきさつを蟹江は「初めて『二世カード』を使ったんですが、使って以降いろんな番組に呼んでいただけるようになりました。こんなことならもっと早く使ってればよかった」とお笑い芸人顔負けの1人トークを繰り広げた。
揚げ句は自ら「森山直太朗に似ていると言われている」と称し、「さくら」をアカペラで歌い始めるなど、司会の小堺一機を驚かせていた。