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NHK大阪新局長 「クロ現」で謝罪

局長会見を行った正籬聡局長=NHK大阪放送局
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 NHK大阪放送局の局長会見が14日、大阪市内の同局で行われ、今月8日付で就任した正籬(まさがき)聡局長(54)が、昨年5月に放送された報道番組「クローズアップ現代」でやらせが指摘された問題に関して謝罪した。

 正籬局長は会見の冒頭、「まず始めに、お話しておきたいことがございます」と発言。「大阪放送局が制作に関わったNHKの報道番組『かんさい熱視線』と『クローズアップ現代』で、視聴者の期待に反する取材、制作が行われたことについて、誠に遺憾で、視聴者の皆さまに心より深くおわび申し上げたいと思います」と頭を下げた。

 先月28日、一連の「やらせ問題」について、同局の調査委員会から提出された調査報告書を受け、11日に大阪放送局で局員166人が出席し、約3時間にわたって再発防止策などを話し合う勉強会を開催したことも報告。同様の勉強会は、関西各府県でも実施されたという。

 正籬局長は、勉強会について「事実に基づいて正確に放送するという、ガイドラインの原点に立ち返ろうということ。端的に言えば、取材対象の人や物に謙虚で真摯に接していこうと話した」と説明。さらに今回、匿名インタビューが問題になったことにも触れ、匿名インタビューの際に真実性や必要性の確認を徹底するためのチェックシートを導入することも明かした。すでに一部の取材現場では、導入されているという。

 また、調査報告書内で「やらせ」が否定され、「過剰な演出」とされていたことについては、「『やらせ』とという言葉は人によって受け取り方が違うが、調査報告書が元にしている概念は『事実の再現の枠をはみ出して、事実のねつ造につながる』とされている。でも『過剰な演出だった』と。私はそう受け止めています」と、報告書通りの立場を強調。

 続けて、訂正報道を求めている男性の訴えに関しては「どのような意図で話されているかを把握していないので、回答は差し控えさせていただきます」と話すにとどめた。開催された勉強会でも、訂正報道をすべきという意見は出なかったという。

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