坂田利夫 入院しても「アホ」変わらず
4月に大阪市内の自宅で転倒して右足を骨折し、同市内の病院に入院しているお笑いタレントの坂田利夫(73)が、4日、所属する吉本興業のニュースサイト「デイリーよしもと」で動画メッセージをアップし、軽口をたたいて元気な姿を披露した。
坂田は病室のベッドに座り、下半身は映像には映っていなかった。しかし、痛々しさは感じさせず「アホ」と書かれた金太郎風の前掛けを着用し、鼻毛の伸びたメークを施した姿だった。「グッドモーニング」とあいさつし、「うれしいことに看護師さん、みなべっぴんさん」とウハウハな心境を明かした。病室に備え付けてある緊急時の呼び出しボタンを握りしめ「会いたくなったら、これ押しまんねん」とにんまりだった。
このまま看護師の女性とうまくいくと完全に信じているようで、自身を「結婚を間近に控えたこの坂田」と紹介。「早く治りたい」と本音をもらす場面もあったが「今田(耕司)、岡村(隆史)、嫁さんが見つかるまで歯ぁ食いしばれよー。バイバ~イ」と独り身の後輩たちに毒舌を吐くなど元気いっぱいだった。
吉本によると、坂田は4月28日に自宅で転倒。その後、病院で「右大腿部骨折」と診断され、そのまま入院した。5月7日から予定していた大阪・なんばグランド花月公演への出演をキャンセルし、当面は仕事を休んで、治療とリハビリに専念する。