時東ぁみ 恩師つんく♂の決断を支持

 音楽プロデューサーのつんく♂(46)が4日、声帯がん治療のため、昨年10月に声帯の全摘出手術を受けたことをブログなどで公表した。つんく♂プロデュースでデビューした歌手・時東ぁみ=旧芸名・時東あみ=”が同日夜、ブログで恩師への思いをつづった。

 時東は05年、「ミスマガジン」の『つんく♂賞』に選ばれ、メガネっ娘アイドルとして芸能界にデビュー。06年につんく♂の作詞・作曲・プロデュースによるシングル「せんちめんたるじぇねれ~しょん」で歌手デビューした。

 時東は「今日のニュースにはびっくりしたな」とブログで切り出し、「つんく♂さん 声帯を摘出されたんですね。あの歌声が聞けないことも いろんなこと教えてくれた声も 聞けないと思うと…」とショックな思いをつづった上で、「でも、『生きる』ことは何よりも大切です!」と訴えた。

 時東は自身の父親もがんで余命宣告を受けていたことを告白。「そのときの家族の辛さは忘れられません。なので、つんく♂さんが命を大切にしてくれたと感じました!」と声を捨て生きることを選んだつんく♂の決断を支持した。

 「プロデューサーっていっぱいいるけど将来のことまで考えてプロデュースしてくれてる人ってつんく♂さんくらいだと思ってるんです。ミスマガ2005のオーディションのときにレコーディングブースから『はーい!どーもつんく♂ですー!』と、初めて生で声を聞いたときのことは一生忘れません。」と感謝の思いを改めて伝えた。

 現在はつんく♂ファミリーではない時東だが、「つんく♂さんにいただいた歌を大切に歌い続けます!!!やっぱりつんく♂さんて偉大だなっ!!!」と書き込んでいた。

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