辻仁成、長男のウィキ丸写しを叱る
作家でミュージシャンの辻仁成が、パリで同居する長男(11)が、ウィキペディアを丸写しして学校の宿題の発表文を作成したことを叱った。30日、ツイッターでそのいきさつを伝えた。
辻がツイッター上で「十くん」と呼ぶ長男の学校のクラスでは今月上旬、1人1人に世界の国が割り当てられ、その国がどんな歴史を持つのか、どんな国なのかを発表することが義務付けられた。
十くんに割り当てられたのは「ギリシャ」だった。
そして、4月2日の発表を前に十くんが作成したレポートは、ウィキペディアからのまる写し。辻が十くんに「ギリシャの何がわかったの?」と尋ねると「みんなこんなもんだよ」と口答えが返ってきた。
そこで辻が「みんなはみんなじゃん、ギリシャについて胸張って言えるものが一つでもあるの?」と叱ると、十くんは黙り込み、そして悔し涙を浮かべた。
その後、十くんは必死でギリシャについて調べ始め、辻はその背中に向けて心の中で「がんばれ!」と声援を送った。
辻は昨年7月に中山美穂と離婚、一人っ子の十くんを引き取り、パリで父子2人だけの暮らしを続けている。
今月初めのツイッターで、辻は「シングルファザーになってから明らかにツイートの内容が変わったね。十くんを中心にした世界ばかり呟いてる。パートナーがいなくなり、子育てが不安だった」と打ち明けている。