さんま 紳助さんと女性押しつけあった
お笑いタレントの明石家さんまが18日深夜に放送されたABCの「なるみ・岡村の過ぎるTV」に出演し、20代のころ、島田紳助さんやオール巨人と1人の女性を押しつけ合った過去を明かした。
番組では、さんまの歴史を振り返った。1979年、さんまが24歳のころの話として、14本のレギュラーと大阪での劇場出演を掛け持ちし、大阪と東京を頻繁に往復する超多忙な日々を送っていたことを振り返った。スケジュールがあいていたのは金曜の午後8時から日曜の午前6時くらいまでだったという。
さんまは「日曜の夜しか眠れないのに、おかしい女が必ず6時半にチャイム鳴らしたり、ドアをけったり」と話し、日曜午後6時半に決まって自宅にやってくる女性ファンがいたことを明かした。
さんまが「なんや、お前」と用件を尋ねると女性は「サザエさん見よ」と答えるそうで、ナイナイ岡村隆史もなるみも爆笑。さんまは「ドアを開けると怖いから」という理由でドア越しに押し問答し、「なめてんのか」「だから、サザエさん見よ」というやり取りがあったという。さんまは「ぱっと現れて帰るから『けむりちゃん』」と呼んでいたことを明かした。
ある日、また“けむりちゃん”が来たときに、「紳助がおまえのこと好きやって言ってたで」と仲のいい島田紳助さんを“巻き添え”にしたところ、その女性は本当に紳助さんのところに行って「ファンなんです」と、つきまとった。紳助さんは、さんまの仕業と気づき「巨人が君のこと好きやって言ってたで」と仲のいいオール巨人を“巻き添え”に。すると、女性はまたさんまの元に戻ってきたという。
さんまはついに、当時交流が始まったサザンオールスターズの桑田佳祐を巻き込み、「サザンの桑田くんが君のこと好きやって言ってた」と告げたという。ちょうどサザンは京都の勤労会館でコンサートがあり、さんまは「これはほんまの話」と強調した上で、桑田から「エンディングだけ見て。客席から見て」と言われていたそうで、その通りにした。さんまは「見てたら1人の女が客席に上がって桑田くんにしがみつこうとして、ガードマンに襟を引っ張られてた。照明が当たって顔を見たらけむりちゃんやった」と話し、岡村となるみの大爆笑を誘った。