中井貴一 撮影で柳葉と共に肉離れ

舞台あいさつでボール投げする中井貴一
舞台あいさつした(左から)大森寿美男監督、波瑠、中井貴一、柳葉敏郎、工藤阿須加=東京・銀座の丸の内TOEI(1)
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 俳優の中井貴一(53)が17日、都内で主演映画「アゲイン 28年目の甲子園」の初日舞台あいさつを行い、共演の柳葉敏郎(54)とともに撮影中に肉離れを起こしたことを明かした。

 元高校球児が再び甲子園を目指す実在の大会「マスターズ甲子園」を通じ、親子の絆を描く同作。クライマックスは、13年12月に実際の甲子園球場で撮影された。

 野球少年で現在もプライベートで野球を続けている柳葉に対し、中井は野球未経験。13年8月には野球合宿を行うなど、特訓を積んで同12月に聖地・甲子園に乗り込んだが「プロ野球選手もやらないオフシーズンの時期。寒すぎました。これ筋肉どうなっちゃうんだろう、と思ったら、案の定、ここの50歳を超えた(柳葉と自分の)2人は軽く肉離れしました」と苦笑いで告白。

 「スパイクってものを初めて履きまして。足袋の裏に鋼がついてるみたいにクッション性がないものなんですよ。それを履いてやるとねぇ~」と軽妙なトークで笑わせた。

 柳葉も「皆さん、気付きましたか?ちょっと足を引きずってるシーンが。あれ、前日に(肉離れ)やったやつです」と苦笑いしながらフォローしていた。

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