中川翔子 尾骨骨折を「凌駕」

 尾骨骨折を公表したタレント・中川翔子(29)が26日、大阪・森ノ宮ピロティホールでの2夜連続ライブを無事に「完走」し、ブログを更新。「本当に体験したことのない尻の痛み」を乗り越え、「みんなの笑顔が最高の魔法になった!」とファンの声援に感謝した。中川はライブ前、痛み止めの注射を尻に打ち、ステージに上がっていた。

 中川は19日の名古屋公演中、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物ナランチャのポーズを決めた際に、尾骨を骨折したことを25日にブログで明らかにしていた。

 中川は「大阪二日間ライブ完走!!!楽しかった!!!」と無事にライブを終えたことを報告。「本当に体験したことのない尻の痛みに、どうなるか全く先が見えなくなったけど」とライブ前の不安な気持ちを吐露し、「切に積み重ねた歌が 来てくれるみんなの光が笑顔が!最高の魔法になった!痛みを凌駕した!」と歌とファンへの感謝を伝えた。

 尻といえば、座る、立ち上がる、トイレ…日常生活のすべてに関わってくる部分だけに、腕や足の骨折と違い、固定するのが困難。中川はライブ前に尻に痛み止めの注射を打った様子をブログにアップしていたが、「ライブどころか本当は階段も登れない 寝返りもうてないはずだけど」と激痛を表現した。

 それでも、ライブができたのは「不思議なちから しりの注射とみんなのおかげ」と感謝。「この二日間、ドエスでハードなセットリストのまま乗り越えられたからもうなにもこわくない 痛みなんか気合いでどっかにやっちゃえる もうなにがおきても負けない!全部経験値!へんな人生おもしろしり!!」と前向きにとらえた。

 ライブでは、ヘッドバンギングやジャンプも披露。骨折の悪化も心配されるが「折れた場所はきっと治ったらさらに強くなる だら尻が治って桃尻になったらどうしよう」とユーモアをまじえてつづっていた。

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