「花子とアン」期間平均視聴率22・6%
27日に最終回を迎えた、女優・吉高由里子がヒロインを演じたNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」(全156話/月~土曜、午前8・00)最終話の視聴率が22・3%だったことが29日、分かった。同日にNHKは期間平均視聴率(全話平均)が、過去10年の朝ドラ最高、今世紀(01年以降)では2位タイとなる22・6%だったことを発表した。
同作は「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子さんの明治、大正、昭和にわたる、波乱万丈の半生記。今年3月31日の初回を21・8%で好スタートを切ると、その後も高水準で推移した。週間平均は全26週とも21%超を記録し、最高は7月5日の25・9%。
期間平均は過去10年では最高。01年以降の朝ドラでは02年前期「さくら」(23・3%)に次ぎ、01年「ほんまもん」と並ぶ2位タイ。大ヒットした13年前期「あまちゃん」(20・6%)、13年後期「ごちそうさん」(22・3%)を上回った。
【01年以降の朝ドラ期間平均上位】
◆02年「さくら」…………23・3%
◆01年「ほんまもん」……22・6%
◆13年「ごちそうさん」…22・3%
◆01年「ちゅらさん」……22・2%
◆03年「こころ」…………21・3%
(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)