歌舞伎俳優の片岡愛之助（４２）が２７日、都内で行われた主演映画「ＭＯＴＨＥＲ」の初日舞台あいさつに登壇した。

　漫画家の楳図かずお氏（７８）が、漫画「１４歳」以来、１９年ぶりの“新作”として初めて監督を務めたホラー。片岡は楳図氏本人の役で、怪奇現象の謎を追う。

　「仮面ライダー」シリーズの新ライダーやドラマ「半沢直樹」でのおねえキャラなどアクの強い役を演じることが多く、本作を見た脚本家の三谷幸喜氏（５３）から「普通の映画　祝おめでとう」とメールで祝福されたという。太鼓判を押され「楳図さんの作品は、美意識など歌舞伎と共通する点が多い。すんなり入れた役どころ」と胸を張っていた。