兵庫県民の桂文珍 号泣県議モノマネ会見

野々村議員のものまねを披露する桂文珍。質問に耳に手を当て(左)、水を飲む時に手で隠す(右)
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 落語家の桂文珍(65)が今年も末広がりで縁起のいい8月8日に恒例の「桂文珍独演会」(大阪・なんばグランド花月)を開催することになり9日、大阪市内で会見。兵庫県民の1人として、政務活動費疑惑に揺れる、兵庫県の野々村竜太郎県議を痛烈に皮肉った。

 スーツ姿で登場した文珍は冒頭から野々村県議の号泣会見を意識。「記者会見ですので先に」と出席していた記者に名刺交換を求めて笑いを誘った。続けて「過激な質問はしないように。ガラスのようなハートですので、感情的な質問をしないようにお願いします」と断りを入れ、再び笑いを取った。

 「あんなおもろい記者会見があると、パロディーにせなしゃあない。同じ兵庫県に住んでいる人間として、こっちが泣きたいような。あきれ返りました」文珍。「城崎温泉には日帰りで何度も私は自分の金で行ってます」など、随所に野々村県議の会見を意識した発言を繰り返した。

 さまざまな疑惑が噴出している野々村議員に対しては「早く決着をおつけになった方がいい」と辞任のススメ。「どうして記者さんは泣かないのですか。記者が『そんな答えでは困るんです。ちゃんと答えてください』と、泣いて会見に応ずるというのがおもしろい」と提案し、「そやけど、8月8日(独演会)は笑うための日ですから」と自身の独演会のPRも忘れなかった。

 なんばグランド花月の夏の風物詩とも言える独演会は今年で32回目を迎える。文珍は「8月8日に、私が88歳になるまでできればいいなと思っております今、出番が一緒の(笑福亭)松之助師匠が88歳で頑張ってます。55回目の独演会の時が、私が88歳です」と目標を口にした。

 ほかに立川生志(50)が特別ゲストとして出演する。

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