フジ社長、タモリに新番組作り願う

スタジオ入りするフジテレビ・亀山千広社長=東京・新宿のスタジオアルタ前(撮影・北野将市)
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 フジテレビ系バラエティー番組「笑っていいとも!」が31日、最終回を迎え、32年の歴史に幕を閉じた。フジテレビの亀山千広社長は番組終了後にコメントを発表。フジを支えた功績の大きさに「尊敬と感謝」の言葉を寄せ、近い将来、再びフジで「文化」という新たな番組を作ってほしい、とラブコールを送った。

 亀山社長はこの日、午前10時15分にスタジオアルタに到着。同50分に到着したタモリを出迎え、「お疲れさまでした」とねぎらいの声をかけていた。

【以下、亀山社長のコメント全文】

 「笑っていいとも!」は、単なる長寿番組ではありません。いままで出演したレギュラー陣が、タモリさんに魅力を引き出されその才能を大きく開花させ、次々と羽ばたいていきました。

 また、スタッフ・アナウンサーにも細やかな気遣いをいただき、彼らも鍛えられ、その後フジテレビを支える人材に成長してくれました。これはタモリさんの功績にほかなりません。私が今タモリさんに申し上げられることは、尊敬と感謝しかありません。

 まずはゆっくり休んでください。そしてしっかり充電して、また近い将来フジテレビの画面から、「いいとも」がそうだったように、放送から新たな「文化」を作っていただきたいと思います。お待ちしています。お疲れさまでした。本当にありがとうございました。

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