ファンキー加藤 ケミカル不在は痛い
昨年6月に解散したFUNKY MONKEY BABYSの元メンバーで歌手のファンキー加藤(34)が13日、都内で行われたドキュメンタリー映画「ファンキー加藤/My VOICE」(14日公開)の先行上映会で舞台あいさつに登場した。
同作はファンモンの解散前からソロ活動まで約1年にわたり、加藤に密着したドキュメンタリー。ソロになって一番大変なことを問われた加藤は、DJケミカルがいなくなったことと即答。「ソロになって、お客さんの盛り上がり方がバラバラで、ファンモンの時の一体感はDJケミカルが作ってくれたと感じた」とケミカルの存在感の大きさを痛感したことをしみじみ話していた。
また、翌日に控えたバレンタインデーについて、「中1のときがモテ期で『本命チョコ』もらったけど、年々減って高1ではゼロに。見かねた、おふくろが『本命チョコだよ』ってくれました」と悲しい過去を明かしていた。
ファンモンはDJケミカルが実家の住職を継ぐため、解散を決めた。
加藤は昨年11月に地元の東京・八王子で開いたソロ転向後初のステージで、「あとひとつ」を歌う際に、顔を手で覆うほど号泣。関係者も驚くほどの号泣ぶりで、加藤は「(解散翌日の)6月3日以降、不安ばっかりだったんで…」と声を詰まらせていた。
加藤は今月12日にソロデビューシングル「My VOICE」を発売。同日付のブログでは、「昨年の6月3日に大きく膨らみ始めた喪失感と、将来への不安感。押し潰されそうな心が望んだのは、やっぱり音楽でした。(中略)ファンキー加藤は“解散”しません」などとソロ歌手としての決意をつづっている。