狩人兄、次男の国際バレエ入賞に感動

 2日にスイスで行われたローザンヌ国際バレエコンクールで6位入賞を果たした加藤三希央さん(18)について、父で兄弟デュオ狩人の兄・加藤久仁彦(57)が4日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」の取材に、喜びとこれまでの苦労を明かした。

 優勝した二山治雄さんをはじめ、入賞者6人のうち半数の3人を日本人が占めるという快挙の中で、もう一つの話題が三希央さんだった。

 父・久仁彦はその瞬間を1人テレビで見ていたという。

 「あんなにドキドキ、ワクワクするなんてね。演技が終わった瞬間の感動は味わったことのないものでした。いいものを見せてもらった三希央に感謝したいです」

 自らが狩人として長年エンタテイメントの世界に生きてきながら、次男の晴れ舞台はことさらの思いで迎えたようだ。

 三希央さんは母・礼子さんがバレエ講師で、20歳の兄もバレエダンサー、妹も以前はバレエをやっていた。

 だから加藤は「体で踊って表現するというのは母のDNAですね。音楽的感性も必要なので、オレのDNAも入ってるのかな。少し安心した」と、三希央さんに流れる表現者としての血を説明した。

 ただし、歌手としての才能については「カラオケに何回か行ったけど、普通でした。リズム感はいいですけどね」と、否定的だった。

 三希央さんのバレエ活動を支えるのは大変だった。一流になればなるほど、資金が必要となる。

 「大会参加料でしょ。交通費、宿泊費は先生の分も出さなきゃいけないし、先生への振付料…」

 やっとの思いでたどり着いた国際コンクール入賞という金星は、それだけに一層輝いている。

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