綾瀬はるか 「紅白」で歌声初披露

 今年のNHK「紅白歌合戦」(31日 後7・15~11・45)で紅組の司会を務める女優・綾瀬はるか(28)が、NHKの東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を紅白歌手とともに歌うことが16日、同局から発表された。綾瀬にとって、ステージで歌声を披露するのは初めてのことになる。

 「歌がここにある」をテーマに掲げた今年の紅白で、紅組司会・綾瀬にもう一つの大任が加わった。自身がプレゼンターとなって送る特別企画で「花は咲く」を歌うことになったのだ。綾瀬が主人公・新島八重を演じた今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の音楽を担当した中島ノブユキが編曲する。

 これまでシングル4枚をリリースし、歌手としての実績もある綾瀬だが、大舞台だけに「紅白歌合戦の舞台で歌うことは、考えるだけで緊張します」と、率直に認めた。

 綾瀬にとっての2013年は、被災地・福島県に寄り添った1年でもあった。

 「八重の桜」の前半の主な舞台が、福島の会津だった。綾瀬は今月4日、会津若松市の鶴ヶ城で行われた新種の桜「はるか」の植樹式に参加し、復興への祈りを込めた。

 さらに、東京電力福島第1原発事故の影響で会津若松市に避難し、授業を続けている大熊中学校を訪ね、生徒たちとふれあい、故郷への思いや夢について語り合った。

 綾瀬は「会津で出会った子どもたちや、仮設住宅で暮らされている皆さんの顔を思い浮かべながら、復興への願いを込めて歌いたいと思います」と、被災地への思いにあふれた意気込みを述べた。

 本番では、会津若松市での子どもたちとのふれあいを紹介する映像も流れるという。

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