「いいともやめないで!」出演者土下座

 タモリによる突然の番組終了発表から一夜明けた23日、フジテレビ系「笑っていいとも!」では、水曜レギュラーの爆笑問題・太田光がタモリが、「やめるなんて冗談じゃない!」と絡み、タモリが「楽屋で話そうよ」と必死でなだめる展開となった。また、パンサーの尾形貴弘が番組終了発言を撤回するよう土下座で頼みこむ場面もあった。

 この日の放送は、いつも通り、いいとも青年隊のnoon boyz(ジャニーズJr.)によるオープニングダンスでスタート。タモリの登場に続いて水曜レギュラーの爆問・太田、タカアンドトシ、柳原可奈子、栗原類らが飛び込むように現れた。

 これまたいつものように太田が出演者紹介。最後に「ミスター・タモリ!」と紹介し、タモリが「それではよろしくお願いします」と進行し始めた途端、太田が「ちょっと待って」と制止した。

 「やめるって、なんですか!冗談じゃない、オレ、聞いてないよ」と血相を変えて絡む太田に、タモリは「申し遅れました」と謝るばかり。畳みかけるように太田が「これ、やっぱり息子の犯罪が(原因)?」とみのもんたの次男逮捕に引っかけてブラック・ジョークを飛ばし、「オレに子どもいない…」とタモリを慌てさせた。

 さらに「やめないですよね」と絡みつく太田に「いや、終わります」とつぶやくように答えたタモリ。「これ、楽屋で話そうよ」と、とうとう逃げ腰になった。

 収まらない太田は「水曜だけ続けましょ」となおも訴え、今年4月にレギュラーになったばかりのお笑いトリオ「パンサー」の尾形貴弘は突然「お願いします、続けて下さい!」と土下座で番組続行を直訴した。出演者の強烈な反応に、さすがのタモリもたじたじとなっていた。

 1982年放送開始の「笑っていいとも!」は数えて7947回目の放送となる22日、放送終了間際の午後0時56分に木曜レギュラーの笑福亭鶴瓶が突然登場、タモリに「いいとも終わるってホンマ?」と尋ねかけ、タモリが「来年の3月で、終わります」と番組打ち切りを淡々と発表。スタジオ中を騒然とさせた。

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