桜塚やっくん、親族のみで葬儀・告別式

斎場から運ばれる桜塚やっくん(本名・斎藤恭央さん)の棺=川崎市・平安会館さいわい
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 交通事故による心臓破裂で5日に37歳で亡くなったタレントの桜塚やっくんこと斎藤恭央さんの葬儀・告別式が9日、神奈川県川崎市内の斎場で営まれた。家族葬のため会場に芸能関係者は訪れず、30人ほどの親族が斎藤さんを見送った。

 午前9時45分頃に出棺された際には父・充さん(63)が位牌(いはい)を、母・美佐緒さん(61)が遺影を、弟の雅士さん(25)が花束を持って並び、集まった報道陣に一礼。静かに火葬場へと出発した。

 遺影は黒い帽子に白いシャツを着て、ほほ笑みをたたえながらあごに手を当てたもの。「エンタの神様」で人気だった「スケバン恐子」やボーカルを務めていたバンド「美女♂menZ」の女装姿ではなく、最後は斎藤恭央さんとして旅立った。

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