遠野なぎこ 摂食障害で下剤乱用の過去

 並はずれた男性遍歴を披露するなど“超肉食系女子”としてテレビのバラエティー番組にひっぱりだこの女優・遠野なぎこが11日、自身のブログで、ダイエットのため18年間にわたり、下剤を大量摂取していたという過去の“下剤依存”生活を告白した。数カ月前に依存から抜け脱すことができたことも明かしている。

 遠野は「私は摂食障害の影響もあり、下剤依存です。太る事が怖くて一日に何十錠も飲んでしまいます。遠野さんは下剤は飲んでいますか?」というファンからの質問に答える形で、「私も以前はあなたと同じ、完全な下剤依存でした。摂食障害になってからずっとだから、18年間飲み続けていました」と打ち明けた。

 「一日に数十錠飲むのも当たり前でした」と明かし、「下剤生活から抜け出す事が出来たのはほんの数ヶ月前。下剤を手放すのは本当に怖かった」などと、壮絶な依存生活を断ち切るために自分の中にある恐怖と闘ったことなどを明かした。

 遠野は下剤をハーブティー(デトックスティー)に切り替え、少しずつ飲んでいた下剤の量を減らし、徐々に依存体質を克服していったという。

 摂食障害とは、神経性食欲不振症(拒食症)と神経性大食症(過食症)の総称。患者の9割が女性といわれる。多くの場合が、やせようとしてダイエットを始め、そこから発症する。

 神経性大食症の場合、嘔吐を頻発に繰り返したり、下剤を乱用することで、脱水、便秘、血液の電解質のバランスの乱れなどが生じ、重症化すると、命にかかわることもある。

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