浜村淳、ラジオ番組40年でギネス申請へ

名物番組「ありがとう浜村淳です」が40年目に突入し、会見した浜村淳=大阪・MBSラジオ
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 映画評論家でパーソナリティーの浜村淳(78)が8日、1974年4月8日にスタートしたMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」(月~土曜、前8・00)が放送40年目を迎え、大阪市の同局で会見した。

 1人のパーソナリティーが継続しているワイド生番組としては国内最長とみられ、世界にも前例が見当たらないため、会見の席では同局が今後ギネス申請を行うことも明かされた。

 74年の放送開始以来、毎朝5時に起きて、車を運転して同局入り。新聞全紙に目を通して話題を拾ってから放送に臨む生活を続けているという浜村は「こうなったら意地で、50年続けたいと思います。あと10年たったら米寿ですが」と宣言した。就寝は毎日午後10時半だという。

 放送開始当時を「芸能界の人間にとって一番嫌がられるのは朝早いこと。それで私におはちが回ってきたようで、最初は枕元にマイクを置いてやってもらってもいいと言われ、そこまでおっしゃるならと、お引き受けしました」と振り返った。

 当初は2、3年程度で終了するつもりだったというが「ついに40年、次の人が現れませんでした」。“欠勤”は「大雪で大渋滞になって、車の中から電話で出演した」という1回だけで、同局の記録からは96年2月17日の可能性が高い。「上から目線でものを言わない」をポリシーに、番組内容も時代に合わせて「半歩前進」の精神で少しづつ変えることを意識してきたという。

 長く番組を続けるための健康法を聞かれると「映画をみることだけです。きょうはこんな試写会があると思うと楽しみでなりません」と明かした。同局からギネス申請の方針が発表されると「おそらく無理でしょ。通らないでしょ」と控えめに話す一方で、「賞金はでるんですか?(申請書に)書いておいてください」と笑いをとっていた。

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