たかじん 涙で三宅久之さんの遺志継ぐ
司会のタレント・やしきたかじん(63)が食道がん治療から復帰した読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」(関西地区は日曜、後1・30)が24日、放送された。
番組では、たかじんが同番組の元レギュラーで昨年11月に他界した政治評論家・三宅久之さんの遺言を受け、一度はやめようと思った同番組を続行する意思を固めたことを明かした。
スタジオに飾られた三宅さんの写真の前でたかじんは「三宅先生、ごぶさたしております」と一礼。スタジオを訪れた三宅さんの妻秀子さんと対面し、涙を浮かべながら「三宅先生が亡くなられた時点で、もう(番組を)やめよて思たんですよ。前から三宅先生がやめるとか言った時には、やめようと決めていたから」と語った。
だが三宅さんが「この番組は絶対に続けてほしい」と遺言していたことを知り、続行を決意したという。たかじんは「三宅先生の遺言ということで、戻ってまいりました」と頭をさげた。