「大東建託いい部屋ネットレディース・第２日」（鳴沢ＧＣ＝パー７２）

　アマチュアの新垣比菜（１６）＝興南高２年＝が７バーディー、１ボギーのベストスコア６６をマーク、通算５アンダーで３位へ急浮上。最終日はツアー初のアマチュアの３週連続ベストテン入りどころか、昨年ＫＫＴ杯バンテリンレディースの勝みなみ（鹿児島高２年）以来５人目となるアマチュアのツアー優勝を目指す。

　アマチュアらしい攻めのゴルフでどんどんバーディーを積み重ねた。３番パー５で第３打を３０センチにつけると、７番は２メートル、８番は７メートルを沈めた。後半も１５番で１５メートルを放り込み、ギャラリーの大声援を浴びた。１６番で唯一のボギーをたたいたが、最終１８番パー５は第３打をピンに直接当てて２メートルに寄せ、バーディーフィニッシュ。「今日はアイアンがとってもよかったし、パットもホントよかったです」と笑顔で振り返った。

　最終日は首位の原との３打差を追いかけるが、重圧はまったくない。「月曜日に富士山の５合目に行ったんです。中学の時に移動の飛行機から富士山を真上から見たら、その後の九州女子アマで優勝できた。富士山は縁起がいいんです」。屈託のない攻めでプロをギャフンと言わせる。