2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムで、近く基本設計が完了する新国立競技場の模型が完成し、遠藤利明五輪相と馳浩文部科学相が17日、東京都内の日本スポーツ振興センター(JSC)に見学に訪れた。軒が重なった和風のデザインに、遠藤五輪相は「(周辺の)緑と一体となったさわやかな感じの施設。(観客に)気楽に入り込んでもらえる施設かなと思う」とイメージを膨らませた。
120センチ四方の模型は、今夏のリオデジャネイロ大会で東京大会のPR拠点となる「ジャパンハウス」で展示するため、設計・施工を担う隈研吾氏や大成建設、梓設計の共同企業体が制作した。