内村、五輪器具への適応に手応え十分

 リオデジャネイロ五輪に出場する体操男子日本代表が10日、都内で強化合宿を公開した。主将に就任した内村航平(27)=コナミスポーツ=は、今合宿から導入された、五輪本番用の器具への適応に手応え十分。「特に問題ない。大丈夫だと思う」と、自信を見せた。

 リオデジャネイロ五輪では床がロンドン五輪でも使用したフランスのジムノバ社製で、その他はドイツのシュピース社製の器具が用いられる。内村はそれぞれ感触を確認。特に大技リ・シャオペンを跳ぶ跳馬については気にしていたが「一番気にしていたが、めちゃくちゃやりやすかった。今までで1一番しっくりきたぐらい」と、早くも抜群の手応えをつかんだ様子。ロンドン五輪では器具への適応が遅れ、苦戦の原因となっただけに、1つ大きな不安が消えた。

 代表決定後、「世界で一番強い5人」と話したチームメートにも、「主将になったけど、本当に何もいうことがないぐらい、頼りがいのあるチームメート。逆に自分が心配になるぐらい」と、あらためて全幅の信頼を置いた内村。

 一番の目標は団体金メダルで、04年アテネ五輪“栄光の架け橋”を超える感動を呼ぶこと。「僕らの一番強い代で、あのアテネを乗り越えていかないといけない」と、あらためて決意を語った。

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