柔道・大野将平、「出るからには金」

 柔道のリオデジャネイロ五輪男子73キロ級代表の大野将平(24)=旭化成=が20日、奈良県天理市の天理大で練習を公開した。男子の井上康生監督からエースと期待される13、15年の世界王者は「オリンピックに出るからには金メダル獲得。私だけでなく代表選手全員そうだと思っている」と宣言した。

 五輪へ向けての意欲は日々、高まっているようで、「井上監督を中心に、そういう集団でオリンピックに対して向き合っていると思うし、そういう一員であることを誇りを持ってオリンピックまで過ごしていきたい」と目を輝かせた。

 今後は「5、6月に山をつくって1回調子を上げていき、7月の海外遠征(スペイン合宿)に向けて山と谷をつくっていこうと思っています」と青写真を描く。自身が主将を務めた2013年には、同大柔道部で暴力事件が起こり処分を受けた。苦い経験も初の五輪へ向けて「ポジティブに捉えたい。天理大の先生方、先輩方、チームメートに支えられて今の自分がある」と前向きに語っていた。

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