大栄翔が取り直しに泣く 大砂嵐が逆転

 「大相撲夏場所・3日目」(10日、両国国技館)

 西前頭9枚目の大栄翔(22)=追手風=が取り直しに泣いた。

 西前頭7枚目の大砂嵐(24)=大嶽=との初対戦。立ち会い強烈なもろ手突きを食らったが、これをこらえて大砂嵐を逆に土俵下へと吹っ飛ばした。

 しかし、立ち会い時に審判長の右手が挙がっており、立ち会い不成立で取り直し。2度目の立ち会いも、大砂嵐が強烈なもろ手突きを繰り出し、四つに組まれて、寄り倒された。

 3連勝のはずが一転、今場所初黒星を喫し、がっくりと肩を落として花道を下がっていった。

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