【ソウル共同】ドーピング違反による処分解除後も3年は代表になれないとする韓国の国内規定で、リオデジャネイロ五輪への道を絶たれた北京五輪の競泳男子400メートル自由形金メダリスト、朴泰桓選手(26)が2日、仁川市役所で記者会見し「国家に奉仕できるよう、もう一度だけチャンスを与えてほしい」と土下座で五輪出場を訴えた。聯合ニュースが伝えた。
筋肉増強効果があるテストステロンに陽性反応を示した朴選手は国際水連から1年6カ月の資格停止処分を受け、3月で処分期間を終えた。
韓国の国民的英雄の五輪出場を阻む国内規定に対し、韓国オリンピック委員会は規定の維持を決定した。