【ロンドン共同】ロシア陸上界の組織的なドーピング問題をめぐり、1月に就任した同国陸連のシリャフチン会長は23日、6月までに国際陸連による資格停止処分が解除されない場合、8月のリオデジャネイロ五輪に同国の陸上選手は出場できないとの見解を明らかにした。ロイター通信などが報じた。
会長は「われわれの代表チームがリオ五輪に参加できると信じているが、後戻りできないところにきていると理解している」と厳しい状況を説明し、期限が6月に迫っている認識を示した。この問題で国際陸連は1月から調査チームを派遣している。