選手選考、山下氏ら透明性を訴え 仲裁機構のシンポジウムで

 日本スポーツ仲裁機構(JSAA)は5日、東京都内で代表選手選考の問題についてシンポジウムを開き、全日本柔道連盟の山下泰裕副会長らが透明性の高い選手選考の重要性を訴えた。

 日本水連の鷲見全弘総務委員長は、2000年シドニー五輪の競泳代表選考が不明瞭だとして千葉すずがスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した問題を契機に、選考基準を明確化したことを紹介。問題後は日本水連が独自に定めた高水準の基準タイムを事前公開するなどした結果「高い目標設定で競技力が上がった」と強調した。

 柔道では今年の世界選手権代表の選考会議を異例の公開に踏み切った。

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