競泳・萩野、東洋大の先輩御嶽海に刺激

 「競泳・東京スイミングセンター招待記録会」(22日、東京スイミングセンター)

 12年ロンドン五輪男子400メートル個人メドレー銅メダルの萩野公介(21)=東洋大=が、競泳界の横綱を目指すことを宣言した。

 東洋大の先輩で親交のある大相撲西前頭11枚目の御嶽海がこの日、新入幕となった九州場所の千秋楽で勝ち越しを決めた。一報を聞いた萩野は「それはすごい!」と興奮。「(競泳では)何が横綱か大関かわからないけど、五輪での金メダルは最低限ですね」と、16年リオデジャネイロ五輪に向けてモチベーションを高めた。

 ともにスポーツ界で頂点を目指す仲間の活躍。「僕は大道さん(御嶽海の本名)のことが好きなので本当にうれしい」と大きな刺激を受けた。自身が6月に右肘を骨折した際にも「大丈夫か」と心配する連絡が届いた。10月27日に行われた御嶽海の新入幕パーティーでも旧交を温め、「大道さんが『パーティーの写真を送っとくよ』って言ってたのに、まだ届いていないんです」と暴露した。

 この日は男子200メートル背泳ぎを1分58秒52で制し、同200メートルバタフライでは2分0秒77で3位となった。5カ月ぶりの復帰戦で、6種目中、5種目でトップ。最終日の23日は本命の400メートル個人メドレーに出場するが、「自分の今の実力を出すだけ。3日間やってきたことを出す」。自身も“千秋楽”で勝ち越しを決める。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス