追加種目に野球・ソフトなど5競技
20年東京五輪で開催都市が提案できる追加種目について、大会組織委員会は28日、都内で種目追加検討会議と理事会を開いた。野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの5競技18種目を国際オリンピック委員会(IOC)に提案することが決まった。追加種目は来年8月にリオデジャネイロで開かれるIOC総会で正式決定する。
日本国内で人気の高い野球・ソフトボールはIOC総会で追加が決定すれば、日本が4位に終わった08年北京五輪以来の競技復活となる。残りの4競技は初採用となる。野球・ソフトは1つの競技で野球(男子)とソフトボール(女子)という2つの種目となる。
IOCが承認する26の国際競技団体が追加競技に応募し、6月22日に書類での1次選考で8競技が最終選考に残った。残るボウリング、スカッシュ、武術は落選した。
採用された18種目は以下の通り。
▽野球・ソフト=男・野球(24×6チーム=144人)、女・ソフトボール(15×6チーム=90人)
▽空手=形男女(20人)、組み手男女3階級(60人)
▽スケートボード=ストリート男女2種目(40人)、パーク男女2種目(40人)
▽スポーツクライミング=ボルダリング・リード・スピード複合男女2種目(40人)
▽サーフィン=ショートボード男女2種目(40人)
※追加種目の出場選手は合計474人。
