助成金など約2千万円を不正受給 アイスホッケー連盟が公表

 日本アイスホッケー連盟は25日、東京都内で記者会見し、サッカーくじを財源とする日本スポーツ振興センター(JSC)からの助成金や日本オリンピック委員会(JOC)を通じた国庫補助金で計約2千万円の不正受給があったとする第三者委員会の調査結果を公表した。JSCとJOCに報告し、返還する方針。

 調査によると2011~13年度に助成、補助の対象だった遠征の手配を近畿日本ツーリストに必要以上の金額で発注し、同社から利益の一部を協賛金として連盟に還流させていた。強化本部長を務めた坂井寿如氏と同社の担当者が主導した。私的流用の事実は認められなかった。

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