2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場(東京都新宿区)建設の事業主体、独立行政法人の日本スポーツ振興センター(JSC)の新理事長に、Jリーグ前チェアマンの大東和美氏(66)が就任することが25日、決まった。政府が同日の閣議で10月1日付の人事を了承した。
大東氏は早稲田大ラグビー部出身で、日本代表経験もある。住友金属工業(現新日鉄住金)を経て、Jリーグ鹿島の社長に就任し、07年からのリーグ3連覇を支えた。10~14年にはJリーグのチェアマンを務めるなどスポーツ界で豊富な組織運営の実績がある。