レスリング会長丸刈り!惨敗男子引責で
レスリングの世界選手権(米ラスベガス)の女子、男子フリー代表選手が14日、成田空港着の航空機で帰国した。日本協会の福田富昭会長(73)は、メダル獲得はおろか、来年のリオデジャネイロ五輪出場枠獲得「0」と惨敗した男子グレコローマン、フリーの責任を取り、頭を丸めて謝罪した。
福田会長はまた、進退伺を提出する意向を示していた栄和人強化本部長については「女子だけでなく男子も強くしていただきたい。続投していただく方向です」と話した。16日の理事会で正式に討議する。
選手の帰国に合わせて、丸刈りで空港に現れた福田会長は、惨敗に終わった男子について危機感を爆発させた。「戦後、男子が初めて出場したヘルシンキ五輪からこれまで一度もメダルを落としていない。それが途切れるのは大変なこと」。リオ五輪に向けて奮起を促した。
声を荒げるのは期待の裏返しでもある。「実力的には上位にいるが、やれる(力がある)のにやらない。技術ではなく、戦うという格闘精神が欠けている」と、選手の闘争心の欠如に敗因を見いだした。
空港では、協会関係者と男子フリーチームが約30分間ミーティングを行い、直接叱咤(しった)激励した。男子フリーの和田強化委員長は「リオに向けてしっかりやれときつく言われました。戦う姿勢など精神的なことです」と、襟を正した。
