19歳ゲブレスラシエがV 世界陸上男子マラソン、日本惨敗

 【北京共同】陸上の世界選手権は22日、北京で開幕し、男子マラソンは19歳の伏兵、ギルメイ・ゲブレスラシエ(エリトリア)が2時間12分27秒で初優勝し、同国に史上初の金メダルをもたらした。19歳での男子マラソン制覇は最年少。

 日本勢は藤原正和(ホンダ)が2時間21分5秒で21位、前田和浩(九電工)が2時間32分48秒で40位と惨敗し、1999年セビリア大会から8大会続いていた入賞が途切れた。

 レースは序盤からスローペース。35キロすぎにトップに立ったゲブレスラシエが終盤のイエマネ・ツェガエ(エチオピア)との一騎打ちを制した。

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