【クアラルンプール共同】2024年夏季五輪に立候補していた米国のボストンが住民の反対などの影響で招致を断念したことに対し、国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ副会長(オーストラリア)は28日、「ショッキングで残念な知らせだ」と述べた。IOC理事会が開かれているクアラルンプールで取材に答えた。
代替候補には国内選考で最終候補に残り、1932年と84年に開催したロサンゼルスが挙がっているが、日本オリンピック委員会(JOC)会長でもある竹田恒和委員は「一度選んだ都市が撤退するのは米国にとっては大きなダメージ」との見方を示した。