バレーボールのプレミアリーグは4日、東京体育館で女子の決勝が行われ、レギュラーシーズン2位のNECが3-1で同1位の久光製薬に逆転勝ちし、10季ぶり5度目の優勝を決めた。久光製薬は3連覇を逃し、全日本選手権との2冠もならなかった。NECの近江が最高殊勲選手賞を初受賞した。
NECは第1セットを22-25で落としたが、柳田、近江らのアタックがサイドから効果的に決まり、第2セットを25-22で奪った。これで勢いづき、第3、4セットも主導権を渡さず押し切った。久光製薬は守備の連係で乱れが目立ち、長岡がアタックで両チーム最多の30点を挙げる奮闘も実らなかった。