可夢偉「すべて忘れ純粋にレースする」
F1レーサーの小林可夢偉(28)が所属するケータハム・ルノーは17日、今季最終戦となるアブダビ・グランプリ(23日決勝)に小林が出場することを発表した。
可夢偉は17日、公式ツイッターで「2014年色々あったけどこれが今年最後のレース」と振り返った。
ケータハムは今季途中で出資者が代わり、スタッフも大量解雇された。ドライバーズシートは資金調達力によって振り分けられ、たとえ走れてもパーツ不足で満足な走行はできなかった。
しかし可夢偉は「一度全て忘れて純粋にレースしてみようと思います!」とそんな多難な1年を忘れ去り、無心でアブダビを走るつもりだ。そして「思い残す事の無いレースの為に自分自身の力を全て出し切ります!」と誓った。
チームは財政難から管財人の管理下に置かれ、第17戦(アメリカ)、第18戦(ブラジル)の出場を見合わせていた。その後ネットを通じて資金を集め、先にアブダビGPへの参加を決めていた。