レスリング女子５３キロ級の吉田沙保里と５８キロ級の伊調馨、柔道男子７３キロ級の中矢力らが所属するＡＬＳＯＫは１３日、仙台市内で世界選手権と仁川アジア大会メダリストの祝勝会を開いた。９月の世界選手権で五輪と合わせて１５大会連続世界一に輝き、アジア大会女王も死守した吉田は記者会見で「大会が続いて気持ちも大変だったが、両方とも優勝できてほっとしている」と語った。
メダリスト８人はこの日、宮城県内の被災地をそれぞれ回り、小中学生や高齢者と交流した。吉田は「おめでとうと言われてうれしかった。活躍することで元気やパワーを与えられるなら頑張るしかない」と口にした。
